群馬周辺 野草散歩

サイハイラン(采配欄)  ラン科
サイハイラン属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 緑褐色 5~6月 30~50cm

分布 山林内に生える。
偽球茎は卵球形で高さ2〜3cm。
葉は1〜2個、偽球に頂生し長楕円形で長さ15〜35cm。先は尖る。基部は3〜10cmの葉柄となる。
花茎は偽球に側生し、直立して高さ30〜50cm、10~20個の花を総状に付ける。花は淡緑褐色で紅紫色を帯び、下垂して花弁はあまり開かない。萼片および花弁は線状披針形、長さ3〜3.5cm、鋭尖頭。唇弁は長さ約3cm、細長くてずい柱を包み、基部はわずかに嚢状にふくれて中に蜜を分泌し、先は3裂して側裂片は紅紫色、中裂片は先が切形で少し外にそり返る。ずい柱は棒状で長さ2.5cm、先に淡黄色の葯、花粉塊は4個。
果実は長楕円形で長さ2〜2.5cm、先に長いずい柱が残る。
名前 花序を采配に見立てた。
メモ

サイハイラン株

18/6/8
サイハイラン蕾

18/5/19
 サイハイラン葉
葉は1枚、長楕円形で先は尖る

18/5/30
サイハイラン花
武将が振る采配のよう
18/5/27 
サイハイラン花
唇弁は3裂、側裂片2個は紅紫色
18/5/30
サイハイラン花
花被片は線状披針形
19/6/6
 
サイハイラン花
花を15~20個密につける

19/6/12  
サイハイラン花
ずい柱の先は淡黄色の葯

18/5/27 

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