群馬周辺 野草散歩

サンカヨウ(山荷葉)  メギ科
サンカヨウ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 白色 5~6月 30~60cm

分布 山地から亜高山の林内。
根茎は太く、茎は直立する。
上部に大きな葉を2個互生する。下の葉は長い葉柄があり、大きく楯状に付き、広腎円形で幅20~35cm。上の葉は小さく、無柄。どちらも中央部が深く切れ込み、不揃いの鋸歯がある。フキの葉に似る。
茎頂に直径2cmの白色の6弁花を数個付ける。雄しべは6個、葯は外向きに開き、花柱は1個。花弁は長さ約1cm。萼片6個は草落性。
液果。実は長さ約1.5cm、藍色で白粉色を帯びる。甘酸っぱくて食べられるらしい。
名前 ハス(漢名で荷葉(かよう))の葉に見立て、山のハスから山荷葉(さんかよう)の名になった。
メモ  花弁が濡れると透明になり、乾くと白く戻る。この仕組みについては、水をたくさん含んで、光の屈折や反射が弱まるためなど諸説ある。

サンカヨウ花

17/4/26
サンカヨウ蕾

18/4/9
 サンカヨウ花
上の葉は無柄
17/4/26
 サンカヨウ葉
下の葉は長い葉柄がある
17/4/26
サンカヨウ花
白色の6弁花
18/4/16
 
サンカヨウ花
雄しべ6個、花柱1個
17/4/19
 
 サンカヨウ実
若い実
18/4/28
 
 サンカヨウ実
藍色で白粉色を帯びる
17/6/24
 
サンカヨウ実
液果、熟すと甘くなるらしい
17/7/10
 
 

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