太田金山 樹木散歩

サンシュユ(山茱萸)  ミズキ科
ミズキ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
対生 高木 落葉 広葉 5m 3月

分布

寿楽寺境内に植栽されている。

樹皮

樹皮は灰黒褐色で不規則に剥がれる。皮が剥がれた後は、淡褐色で細かい縦縞がある。

葉柄は5~15mm、4~12cmの広楕円形で葉先は鋭先頭。全縁。表は光沢、裏の脈腋に濃褐色の毛。一見平行脈?葉はミツ゛キ科でハナミツ゛キやヤマホ゛ウシに似るがやや細い。紅葉する。

花芽は先が尖った球形で、褐色の総苞片4枚が蕾を包む。花は両性花で葉の展開に先立ち、淡黄色の直径2~3cmの散形花序を短枝の先に出す。1つの花序には、小さな花が20~30個付く。花序の基部には4個の総苞片が付く。花弁、雄しべは4個、花柱は1個。

果実は長さ1.2~2cmの核果。花柄が長く、透明感のある赤で美しく、茱萸(ク゛ミ)に似た実を付ける。

名前

山茱萸の音読みが、和名の由来。別名、「ハルコカ゛ネハ゛ナ(春黄金花)」、「アキサンコ゛秋珊瑚」とも呼ばれる。

メモ

葉が開く前に黄色の花を付ける。遠くからも目立つ。


サンシュユ樹皮
灰黒褐色で不規則に剥がれる
16/3/19
サンシュユ蕾
昨年の実と蕾が同居する
16/1/14
 サンシュユ花

17/2/27
サンシュユ花

花弁、雄しべは4個
18/3/12
 

 サンシュユ花
花序の基部には4個の総苞片
17/3/3
サンシュユ花

葉が展開する前に黄色の花を付ける
16/3/17
 

 サンシュウ葉

葉脈は平行脈のよう
16/9/13

サンシュウ実

黄色く色付いた実
16/9/13

  サンシュユ実

赤く色付いた実
16/10/19
  

サンシュユ黄葉と実
黄葉と実
16/12/5
サンシュユ紅葉
紅葉
14/11/23
 
サンシュユ実

12/12/9

トップページに戻る トップに戻る   前に戻る 前に戻る