太田金山 樹木散歩

サルスベリ(百日紅)  ミソハギ科
サルスベリ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 9m 7月

分布

中国南部の原産、江戸時代に渡来。カラタチ沢に多数植栽されている。

樹皮

樹皮は茶褐色で剥がれて白い雲母状。表面は平滑。

葉柄はなし、葉身は4~10cmの卵形、葉先は鈍頭、基部は円形。表は濃緑、裏は淡黄緑。葉縁は全縁。徒長枝は2対互生となる。秋の葉の色づきも捨てがたい。

円錐花序に桃紫色~紅紫色、または白色の花を付ける。花は花序の基部から咲はじめ、徐々に先端に及び、約100日咲き続ける。直径3~4cm、花弁は6個でうちわ形、下部は細長く、上部は円形で、縁が縮れたように波打つ。今年枝に花を付ける。

果実は蒴果で6裂する。種子は4~5mm。

名前

猿も木から落ちるほど木肌が滑らかの意味。

メモ 

2対互生とは2枚の葉が右側に付いたら、今度は2枚の葉が左側に付くという珍しい葉の付き方。

花期が長く、漢字では「百日紅」。

サルスベリ樹皮
樹皮は茶褐色、剥がれて樹肌が出る
16/5/4
サルスベリ葉
2対互生
16/5/21
サルスベリ花
タラタチ沢に植栽されたサルスベリ
15/8/25
サルスベリ花
花弁は6個でうちわ形、雄しべ多数
16/7/24
 サルスベリ花
花が次々と咲き続く
16/7/24
 

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