群馬周辺 野草散歩

ササバギンラン(笹葉銀蘭)  ラン科
キンラン属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 白色 4~6月 30~50cm

分布 山野の落葉樹林内に生える。
根茎は短いが、根は細く長い。茎は淡い緑色で直立する。
葉は数個互生し、長さ10~15cmの狭長楕円形で、先は尖り、脈はしわ状に隆起する。ギンランより質が厚い。茎上部の葉は花序より長い。
茎頂に白色で長さ約1cmの花を数個付ける。花は半開で上を向く。唇弁の基部は筒状で距となり、距は短くて丸い。先端は舌状で3裂し、中裂片は心形、淡黄褐色の隆起線がある。
実はさく果。
名前 葉が細く、笹の葉に似るギンランの意味。
メモ   茎の稜上、葉の裏側や縁、花序、子房に白い短毛状の突起があるので、無毛のギンランと区別できる。また、下部の苞は葉状で長く、花序と同長またはやや長い点も異なる。
 共生菌に依存するため栽培は不可能または困難。

ササバギンラン花
ギンランより大型
17/5/24
ササバギンラン新芽
新芽
17/5/18
ササバギンラン新芽
花の下の苞葉は花序より長い
17/5/24
ササバギンラン新芽
葉はギンランより厚く、茎を抱く
17/5/24
 
ササバギンラン新芽
唇弁の距は短くて丸い
17/5/24
  
 ササバギンラン実
花後

17/6/24  

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