分布 |
山地に自生、植栽もされる。子供の国に植栽されている。
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樹皮 |
樹皮は縦裂し薄片に剥がれる。色は灰褐色~赤褐色。
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葉 |
長さ3mm程度の十字対生、先は尖る。葉の裏の気孔帯は W or X or 蝶の羽のような形で白く目立つ。先が尖り、触ると痛い。サワラは全体に緑色が薄く、葉のつき方がまばらで、枝は細く水平に広がって、隙間の多い円錐形の樹冠となる。
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花 |
雌雄同株。雄花は楕円形で小枝の端に1個付く。雌花は球形で鱗片内に2個の胚珠がある。ともに目立たない。
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実 |
球果は直径7mmの球形。開花の年の秋に熟す。
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名前 |
古語の“さわらか”(さっぱりの意味)に由来するといわれている。材がヒノキにくらべて軽軟だからである。
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メモ |
材はヒノキより柔らかく、加工しやすく風呂桶や家具などに利用される。
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