太田金山 樹木散歩

センダン(栴檀)  センタ゛ン科
センタ゛ン属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 複葉 20m 5月

分布

水道公園南面に自生。大光院の公園に植栽されている。

樹皮

樹皮は赤褐色で縦に粗い裂け目。丸い樹形となる。

25~90cmの奇数羽状複葉、小葉は3~6cmの卵状楕円形、葉先は鋭く尖り、基部は左右不揃いな円形。葉縁は粗く、先がやや鈍い鋸歯がある。黄葉する。

本年枝の葉腋から集散花序をだし多数の花を付ける。花弁は淡紫色で5個、倒披針形で長さ8~10mmで平開する。雄しべは10個で花糸が合着して紫色の筒状となる、雌しべ1個。

果実は長さ1.5~2cmの楕円形の核果、黄褐色に熟す。実は有毒。
名前

果実を連ねた数珠に見立ててセンタ゛マ(千珠)と呼んだものが転訛したという説がある。

メモ 

栴檀は双葉より芳しのセンタ゛ンはヒ゛ャクタ゛ン(白檀)のこと。本種に芳香はない。

 枝が太く樹冠が広く傘のようにかぶさり、日除け樹、並木として広く利用される。

センダン樹皮
縦に裂ける
16/4/24
センダン新葉
新芽
16/4/24
 センダン満開
水道公園南面の大木
16/5/19
 センダン花
集散花序で多数の花を付ける
15/5/18
 
センダン花
花は淡紫色の5弁花
15/5/18
センダン雄しべ

雄しべは合着し、紫色の筒状になる
16/5/21

センダン若い実

若い実
16/7/14

センダン若い実

秋に黄褐色に熟す
15/10/14

センダン黄葉
黄葉
16/10/14
 
センダン実
実は有毒
16/11/20
 
センダン実
落葉後も実は残る
14/12/5
センダン葉痕
葉痕はT字形、鱗芽は褐色の星状毛
17/2/5

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