群馬周辺 野草散歩

セツブンソウ(節分草)  キンポウゲ科
セツブンソウ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 対生 白色 2~3月 5~15cm

分布 山地の木陰に生える。石灰岩地を好み、群生する。
地中に球形の塊茎がある。塊茎から、数本の花茎を伸ばし茎葉をつける。
根生葉は花茎と別に出て、長柄があり、葉身は掌状で幅3~5cm、3全裂しさらに細裂。茎葉は花茎の上部に2個対生し、3深裂し、長さ3~4cm。
茎先に直径約2cmの白花を付ける。花弁状の部分は萼片で5個、卵形で長さ1~1.5cm。萼片の数は異変が多く4~12個。花弁は2裂し、先端は黄色の蜜腺に変化している。雄しべは紫色で多数、雌しべは2~5個。茎を含めて全体に色が淡い株もある。
果実は袋果で無毛、長さ約1cm。種子は数個付き、球形で褐色。
名前 旧暦の節分の頃に開花するため。
メモ  節分の頃に開花、初夏に地上部が枯れるスプリング・エフェメラル。

節分草

21/3/25
セツブンソウ葉
2~3年前に芽生えた株
17/2/28
節分草
茎葉は2個対生、3全裂する
19/2/26
セツブンソウ花
石灰岩地では群生する
18/2/23
セツブンソウ花
花弁状の萼片が5個
17/2/28
セツブンソウ花
花弁は2裂し、先端は蜜腺で黄色
18/2/23
セツブンソウ花
紫色の雄しべが多数
18/1/29
セツブンソウの白花
アルビノ(白花)
20/2/21
節分草
萼片が10個ほど、八重咲のよう
21/3/25
 
セツブンソウ実
約1cmの袋果
18/3/26
 

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