分布 |
山地に自生。お寺や墓地に植栽される。 |
樹皮 |
黒色を帯びた灰褐色、枝は緑色。 |
葉 |
葉は枝先に輪生状に集まる。葉柄は7~20mm、葉身は長さ4~12cmの厚肉で革質の倒卵状長楕円形。表は濃緑で光沢あり、裏は灰緑、香気がある。 |
花 |
雌しべ先熟。直径2~3cmの花を葉脇に付ける。花弁と萼片は線状披針形で各6個ほど。黄白色で光沢がある。雄しべは約20本、雌しべは8個の心皮が集まる。まず、中央にある雌しべが反り返って受粉。その後、雌しべが中央寄りに移動して捩れ、雄しべの花粉が出始める。 |
実 |
集合果で、直径2~3cmの八角形、9月ころ熟す。袋果は熟すと裂けて中の茶色の種子がのぞく。全体が有毒だが、特に果実は猛毒。 |
名前 |
悪しき実のアが抜けた名と言われる。 |
メモ |
ソメイヨシノの約2週間前に咲く。別名、ハナノキ。 |
シキミ線香の原料となる。 |
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