群馬周辺 野草散歩

シモバシラ(霜柱)  シソ科
シモバシラ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 対生 褐紫色 9~10月 40~90cm

分布 山地の木陰に生える
茎は4稜形で、やや木質化し、上部は枝分かれする。先端に向けてやや水平向きに曲がる。
葉柄は長さ5~30mm、葉身は長さ8~20cmの長楕円形、鋸歯があり、表面の脈上に細かい毛がある。
花穂は長さ5~12cm、上部の葉腋から出る。花冠は白色で長さ約7mm、一方に偏って唇形花を付ける。上唇は浅く2裂、下唇は3裂する。雄しべは4個、雌しべは先が2裂し、雄しべ・雌しべとも花冠から飛び出す。
実は4分果。直径約2mmのほぼ球形、表面に網目模様がある。
名前 初冬、茎は枯れるが、根は生きていて、根から吸われた水分が茎に吸い上げられ、氷点下の外気に触れて白く凍る。茎の表面で氷の柱が成長、霜柱の「華」をつくることからこの名がある。
メモ  シソ科のシモバシラ・アキチョウジ・テンニンソウ、キク科のシロヨメナ・カシワバハグマなどで霜柱が見られる。

シモバシラ茎
株、枝分かれし水平方向に曲がる
17/9/13
シモバシラ芽吹き
芽吹き
18/4/28
シモバシラ新葉
新葉
17/5/10 
 シモバシラ花
茎は4稜形
17/9/13
シモバシラ蕾

18/9/22
シモバシラ葉
長楕円形、鋸歯がある
18/9/22
シモバシラ花
一方向に花を付ける
18/10/1
シモバシラ花
雄しべ4個、雌しべの先は2裂
17/9/13
シモバシラ実
実は分果
16/10/31
シモバシラ氷の花
氷の花、横に丸くなった形状
18/12/16
 
シモバシラ氷の花
氷の花、約30cm程に成長した形状
18/12/16
  
 

   トップページに戻る トップに戻る   前に戻る 前に戻る