群馬周辺 野草散歩

シラネアオイ(白根葵)  キンポウゲ科
シラネアオイ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 根生 淡紫色 5~7月 20~60cm

分布 多雪の山地に生える。雪を毛布代わりにして生き延び、森林内の沢沿いに咲く。
地下には太い根茎があり、いくつか芽が付く。大きな2枚の葉に包まれた蕾をのぞかせ、すっきりと立ち上がる。茎高は花期には20cm、花後は60cmほどになる。
開花する株は葉を2~3枚付ける。茎葉は下部2個は長い柄があり、腎炎形で長さ約20cm、掌状に7~11裂し、裂片の先は尖る。上部の1個は小型。
茎頂に大きな花を付ける。花は直径5~10cm、花弁はなく、花弁状の萼片は広卵形で4個、花色は淡紫色、ときに白色。柱頭は2個。
果実は方形の袋果、内側で合着する。
名前 日光白根山に多く生息し、花がタチアオイ(立葵)に似ることによる。
メモ 盗掘などで各地の群生地が減っている。最近は園芸品が流通している。

シラネアオイ花

17/4/26
シラネアオイ蕾
2枚の葉に包まれた蕾
17/4/19
イラネアオイ蕾
紫色の萼片が見えてきた
20/4/7
シラネアオイ花
柱頭が2個見える
17/5/2
シラネアオイ花
葉は腎炎形で、掌状に7~11裂
17/4/26 
シラネアオイ葉
まだ花は付かない

17/5/31 
シラネアオイ実 
若い実

17/5/10
シラネアオイ実
方形の袋果

17/6/24
シラネアオイ黄葉
黄葉

17/11/19 
シラネアオイ種子
種子

17/11/2   

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