群馬周辺 野草散歩

ソバナ(岨菜)  キキョウ科
ツリガネニンジン属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 青紫色 8~9月 50~100cm

分布 山地の林縁や沢沿いなどに自生する。
茎はときに上部で分枝する。ふつう無毛だが、まれに長い毛がある。
葉は長い葉柄があり、卵形で長さ5~10cm、やや薄く、柔らかで、縁に粗い鋸歯がある。上部の葉は小型で柄はない。若葉は山菜とされる。
花は茎頂にまばらな円錐花序につき、垂れ下がる。花冠は淡青紫色、先端が広がった鐘形で長さ2~3cm、裂片はやや反り返る。花柱は先が3裂、花冠からやや外に出るくらいで、突き出ない。萼裂片は披針形で全縁。
蒴果、5個の披針形の萼片が目立つ。
名前 岨(切り立った崖)に生え、若芽が食用になる、または葉がそばの葉に似ることから蕎麦菜など諸説ある。
メモ  ツリカ゛ネニンシ゛ンに似るがツリカ゛ネニンシ゛ンの萼裂片は線形。

ソバナ株

18/7/16 
 ソバナ葉
茎葉は柄があり、粗い鋸歯がつく
18/7/26
ソバナ花
花冠は漏斗状鐘形、先が5裂
18/7/16
ソバナ花
萼裂片は披針形で全縁
17/7/21

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