分布 |
エドヒガンとオオシマザクラの雑種が起源とされる。全国に植栽されている。金山南面の県道金山城址線沿線、南曲輪等に植樹されている。
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樹皮 |
樹皮は暗灰色で皮目が横に並び、成木では縦裂する。老木では凸凹が顕著で、縦に割れ目が入る。
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葉 |
葉柄は2~3cmで有毛。葉身は8~12cmの倒卵状長楕円形、葉柄上部に1対の蜜腺。
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花 |
葉の展開に先立ち花を咲かせる。前年枝の葉腋に直径4cmほどの花を散形状に3~5個付ける。花は淡紅色で、花柄は長さ2~2.5cm、花弁は5個、楕円形で先端は切れ込む。雄しべは30~35個、花柄に毛が生え、カ゛ク筒は下部が少し脹らんだ壺形。
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実 |
1cmの球形の核果、熟すことはない。
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名前 |
染井村(豊島区)の植木屋が江戸末期に品種改良した園芸種(エト゛ヒカ゛ンとオオシマサ゛クラの雑種)。
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メモ |
桜前線、沖縄はカンヒザクラ(寒緋桜)、本州はソメイヨシノ(染井吉野)、北海道はオオヤマザクラ(大山桜)。
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一つの蕾に2~3個の花が咲くので豪華。 |