分布 |
日本固有種、主に太平洋側に多く分布する。山地の沢沿いや湿原周辺、岩上にも生える。各地で広く植栽されている。金山南面に多数植栽されている。
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樹皮 |
樹皮は縦裂し、薄片となり剥がれ、色は赤褐色。枝は普通斜上する。
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葉 |
葉は4~12mmの鎌状針形、無毛で緑色、らせん状に枝に付き、基部は枝に沿うように付く。葉の断面は菱形で、4面に白色の気孔帯がある。
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花 |
雄花は前年枝の先端部に穂状に付き、5~8mmの長楕円形で緑褐色。雌花も前年枝の先端に1個づつ付き、直径2~2cmの球形で緑色。
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実 |
球果は木質の果鱗が20~30個ある。やや球形で直径2cm。
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名前 |
真直ぐの木「直木」、上へ進み上る木として「進木(ススギ)」が語源などの説がある。
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メモ |
建築材として重要な樹木で人口造林面積は最も多い。一方でスキ゛花粉の飛散量も爆発的に増加することになり、スキ゛花粉症を発症することにもつながった。
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