太田金山 樹木散歩

スギ(杉)  スギ科
スギ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 常緑 針葉 40m 3月

分布

日本固有種、主に太平洋側に多く分布する。山地の沢沿いや湿原周辺、岩上にも生える。各地で広く植栽されている。金山南面に多数植栽されている。

樹皮

樹皮は縦裂し、薄片となり剥がれ、色は赤褐色。枝は普通斜上する。

葉は4~12mmの鎌状針形、無毛で緑色、らせん状に枝に付き、基部は枝に沿うように付く。葉の断面は菱形で、4面に白色の気孔帯がある。

雄花は前年枝の先端部に穂状に付き、5~8mmの長楕円形で緑褐色。雌花も前年枝の先端に1個づつ付き、直径2~2cmの球形で緑色。

球果は木質の果鱗が20~30個ある。やや球形で直径2cm。

名前

真直ぐの木「直木」、上へ進み上る木として「進木(ススギ)」が語源などの説がある。

メモ

建築材として重要な樹木で人口造林面積は最も多い。一方でスキ゛花粉の飛散量も爆発的に増加することになり、スキ゛花粉症を発症することにもつながった。


スギ樹皮
縦裂し、剥片となり剥がれる
17/2/10
スギ樹形
樹幹は真っ直ぐに伸びる
14/12/5
スギ雄花
緑褐色の雄花、花粉症の原因となる
16/4/15
スギ葉
葉は鎌状針形、枝にらせん状に付く
17/2/10
スギ雄花
雄花
17/2/10
スギ雌花
枝先の緑色の雌花
16/5/7

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