太田金山 樹木散歩

タイサンボク(泰山木)  モクレン科
モクレン属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 常緑 広葉 20m 6月

分布

北アメリカ原産。カラタチ沢、青年の家西側などにある。

樹皮

樹皮は暗褐色で皮目。

葉柄は2~3cm、葉身は15~25cmの長楕円形で濃緑で光沢。革質で厚く長くて大きな葉っぱ。葉裏は毛が密生して、金茶色。裏側にクルン。全縁。

花径12~15cmの芳香のある大型白花。枝先に上向きに付ける、花被片は9枚で3枚づつ輪生。外側の3枚は萼が花弁化したもの。雄しべ先熟、中心部分には雌しべがあり、少し下に雌しべを囲むように雄しべがつく
果実は袋果で8~12cmの集合果。袋果には2個の種子が入り、褐色に熟すと赤い種子が現れる。種子は白い糸状の珠柄にぶら下がって出てくる。
名前 樹枝が立派で泰山のよう。北米原産なのに泰山木という中国風の名前が付けられている。
メモ 

北米原産。ルイシ゛アナ州とミシシッヒ°ー州の州花。北米産でありながら東洋的な雰囲気がある。


タイサンボク樹皮
暗褐色で皮目
16/4/25
タイサンボク葉
新葉
16/5/19
タイサンボク蕾
蕾、絹毛の覆われる
16/5/19
タイサンボク蕾
帽子をかぶったよう
16/5/27
   
タイサンボク花
雌しべが見える
16/6/3
タイサンボク花
花被片は9個
16/6/14
 タイサンボク花
しべ先熟、雌しべを囲むように雄しべ
16/6/14
タイサンボク雌しべ
花弁が脱落、雌しべが見えた
16/6/8
 
タイサンボク実
袋果で集合果、褐色に熟す
15/9/11
 
 

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