群馬周辺 野草散歩

チダケサシ(乳茸刺)  ユキノシタ科
チダケサシ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 根生 淡紅色 6~8月 30~80cm

分布 山野のやや湿った所に生える。
茎は細くて強く、茎や葉や葉柄に褐色の長い毛がある。
葉は2~4回羽状複葉。小葉は長さ1~4cmの卵形で、先は尾状に尖らず、重鋸歯がある。
花序は細長い円錐状で、側枝は短く斜上する。花は淡紅色で、直径約4mm。花序には腺毛が多い。花弁と萼片は5個、雄しべ10個。雌しべ1個、花柱は2個。花弁は普通淡紅色だが白色に近いものもあり、へら状線形で雄しべより長く、基部が細い。裂開直前の葯は淡青紫色。雌しべは2個の心皮からなり、基部で合着しているのはチダケサシ属の特徴。花軸に短い腺毛が密生する。
蒴果で心皮の腹側から裂ける。
名前 食用になる茸のチチダケをチダケと呼び、これをチタ゛ケサシの茎に刺して持ち帰ったことによる。
メモ 

チダケサシ花

18/7/16 
チダケサシ葉
2~4回羽状複葉、重鋸歯がある
17/7/21
チダケサシ花
花序は細長い円錐状、側枝は短く斜上
17/7/21 
チダケサシ花
花弁10個、雄しべ10個
17/7/10
チダケサシ花
花軸に短い腺毛が密生
19/7/15 
チダケサシ花
花弁は淡紅色
19/7/30
チダケサシ花
白色に近いものもある
18/7/9 

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