分布 |
山野のやや湿った所に生える。 |
茎 |
茎は細くて強く、茎や葉や葉柄に褐色の長い毛がある。 |
葉 |
葉は2~4回羽状複葉。小葉は長さ1~4cmの卵形で、先は尾状に尖らず、重鋸歯がある。 |
花 |
花序は細長い円錐状で、側枝は短く斜上する。花は淡紅色で、直径約4mm。花序には腺毛が多い。花弁と萼片は5個、雄しべ10個。雌しべ1個、花柱は2個。花弁は普通淡紅色だが白色に近いものもあり、へら状線形で雄しべより長く、基部が細い。裂開直前の葯は淡青紫色。雌しべは2個の心皮からなり、基部で合着しているのはチダケサシ属の特徴。花軸に短い腺毛が密生する。 |
実 |
蒴果で心皮の腹側から裂ける。 |
名前 |
食用になる茸のチチダケをチダケと呼び、これをチタ゛ケサシの茎に刺して持ち帰ったことによる。 |
メモ |
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