太田金山 樹木散歩

トキワサンザシ(常磐山査子) バラ科
トキワサンザシ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 低木 落葉 広葉 5m 5月

分布

八王子南面のハイキンク゛ロート゛沿いに多数ある。

樹皮

灰褐色で縦に筋がある。枝が蔓状に大きく伸び、高さは5mになる。短枝は棘状になる。

葉身は2~4cmの倒卵形、先はまるく、縁には細かい鋸歯がある。

枝先に散房花序を出し、直径8mm程の白い小さな花をびっしりとつける。 花弁は5枚

結実時期は10月頃。直径6mm程の丸い赤い偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)をびっしりとつける。鮮紅色に熟し、先端に萼が残る。食べると、味はリンコ゛のよう。

名前

トキワサンサ゛シ(常磐山査子)、橙黄色に熟すタチハ゛ナモト゛キ(橘擬)、トキワサンサ゛シより葉身の幅が狭いヒラヤラトキワサンサ゛シ(ヒマラヤ常磐山査子)等のトキワサンサ゛シ属を総称してピラカンサと言う。

 メモ

放置すると藪のようになり、棘が鋭いので、手が付けられなくなる。


トキワサンザシ樹皮
樹皮は灰褐色
16/5/9
ピラカン葉
先が丸く鋸歯がある
16/4/25
ピラカン短枝
短枝は棘状になる
16/4/2
ピラカン蕾

16/4/25
 
ピラカン花
散房花序、白い小花を多数付ける
16/5/9
ピラカン実
直径6mm程の偽果
15/9/28
ピラカン実
枝はつる状に大きく伸びる
15/9/7
トキワサンザシ実

16/11/14
 トキワサンザシ実
先に萼が残る
16/12/6
 

トップページに戻る トップに戻る   前に戻る 前に戻る