群馬周辺 野草散歩

トネアザミ(利根薊)  キク科
アザミ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 薄紅紫色 9~11月 100~200cm

分布 関東地方の山野ではごく普通に見られる。
茎の高さは100~200cm。
根生葉は花期には枯れる。茎葉は長さ20~30cmの披針状楕円形で、羽状に中~深裂、先は尖り、裂片は太く鋭い棘になる。基部は狭く、茎を抱かない。
紅紫色の頭花が枝先に多数付く。横を向いて咲くことが多く、直径2.5~3cm。総苞は鐘形でやや小さく直径1~1.6cm、粘着しない。総苞片の刺針は太くて長く、外片と中片は披針形で反り返るか開出する。ナンブアザミに比べて葉の切れ込みが深く、葉や総苞片の棘が太く長い。
冠毛を付けたそう果。
名前 関東に自生するアザミとして利根が付いた名か。
メモ 別名、タイアザミ。

トネアザミ株

17/8/23
トネアザミ葉
羽状に中~深裂
18/9/3
 トネアザミ花

17/8/23
トネアザミ花

17/11/19
トネアザミ花
総苞片の刺針は太く鋭い
20/11/15
トネアザミ群生
群生
17/8/23
トネアザミ実
そう果、冠毛は淡褐色
20/11/15 

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