分布 |
山地の林内に生える。 |
茎 |
根茎は太く、節があり、横に這う。茎は直立する。 |
葉 |
茎頂に葉を3~5個輪生する。葉柄は長さ5~10cm、5小葉からなる掌状複葉。小葉は3~7個のものがあり、短柄を持ち、倒披針形で長さ約10~30cm、細かい鋸歯がある。 |
花 |
中心から1個の花茎を立て、球状の散形花序に多数の黄緑色の小花を付ける。花は淡緑色で直径3mmほど、花弁5個、雄しべ5個、雌しべ1個。雄しべ先熟。 |
実 |
実は赤く熟す。実は直径6~7mm、先端に花柱が残る。実の先端が黒いものをソウシシヨウニンジン(想思子様人参)という。 |
名前 |
葉の形がトチノキの葉に似て、朝鮮ニンジンの代用とされるため。 |
メモ |
根茎の形状が竹の根茎に似るところから、別名チクセツニンジン(竹節人参)ともよばれる。 |