群馬周辺 野草散歩

トチバニンジン(栃葉人参)  ウコギ科
トチバニンジン属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 輪生 淡緑色 6~8月 50~80cm

分布 山地の林内に生える。
根茎は太く、節があり、横に這う。茎は直立する。
茎頂に葉を3~5個輪生する。葉柄は長さ5~10cm、5小葉からなる掌状複葉。小葉は3~7個のものがあり、短柄を持ち、倒披針形で長さ約10~30cm、細かい鋸歯がある。
中心から1個の花茎を立て、球状の散形花序に多数の黄緑色の小花を付ける。花は淡緑色で直径3mmほど、花弁5個、雄しべ5個、雌しべ1個。雄しべ先熟。
実は赤く熟す。実は直径6~7mm、先端に花柱が残る。実の先端が黒いものをソウシシヨウニンジン(想思子様人参)という。
名前 葉の形がトチノキの葉に似て、朝鮮ニンジンの代用とされるため。
メモ 根茎の形状が竹の根茎に似るところから、別名チクセツニンジン(竹節人参)ともよばれる

トチバニンジン株

18/5/19 
トチバニンジン蕾
花芽が見える
18/4/28 
トチバニンジン蕾

18/5/7
トチバニンジン実
花弁5個、雄しべが目立つ
18/5/19
トチバニンジン花
雌しべの花柱2個が目立つ
17/5/27
トチバニンジン葉
葉は5小葉の掌状複葉
18/5/19  
トチバニンジン実
若い実、赤く熟す
18/6/24
トチバニンジン実
先端に花柱2個が残る
17/8/1
ソウシシヨウニンジン実
ソウシシヨウニンシ゛ン
17/7/10
ソウシシヨウニンジン実
実の先端が黒いソウシシヨウニンシ゛ン
18/7/10
  

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