太田金山 樹木散歩
中国・台湾が原産。街路樹、公園樹として、広く植栽されている。金山青年の家駐車場付近ある。
樹皮は灰白色で、若木では縦に浅く裂け、育成とともに短冊状や鱗片状に剥がれる。
葉柄は長く(2~6cm)、葉身は4~8cmの倒卵形、葉先が3浅裂、基部は切形あるいは円形。全縁で波状、基部から三行脈が目立つ。各裂片は三角形で先は尖る。徒長枝の葉には鋸歯がある。紅葉する。
雌雄同株で雄花と両性花が混生する。2~3cmの散房花序を出し、20個程の淡黄色の花を付ける。直径1cmほど、花弁は5枚。 両性花の雌しべの先は2裂し白い毛が密生する。両性花の雄しべ8個は花弁より短い。雄花の雄しべ8個は花弁より長い。
果実は翼果、束になって付きほとんどU字形に開く。
中国から渡来の「カエデ」の意。
別名、サンカクカエテ゛(三角楓)とも言われる。
樹勢が強いため、街路樹としてよく植えられる。
実は翼果 15/10/12
紅葉 16/11/18