分布 |
山地のやや湿ったところに多い。 |
茎 |
茎はやや赤みを帯び、節がふくらむ。 |
葉 |
葉は長さ5〜13cmの菱状楕円形で細かい鋸歯がある。 |
花 |
花序は葉腋から斜上し、紅紫色の花を数個つける。花序の茎には紅紫色の突起毛がある。花は長さ3〜4cmで花弁3個、萼片3個からなる。萼片も紅紫色で花弁のように見え、下の1個は大きく袋状になり、その先端は細長い距になって、クルリと巻く。この距の部分に蜜がたまる。花弁は下の2個が大きくて黄色の斑点がある。雄しべは5個で、花糸は短く、葯が合着して雌しべを包み込む。 |
実 |
肉質のさく果、長さ1〜2cm。熟すとちょっとした刺激で果皮が5片にはじけてクルクルと巻き、種子をはじきとばす。 |
名前 |
花を帆掛け舟に見立て、細い花柄で吊り下げる様子から「釣り舟」です。 |
メモ |
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