太田金山 樹木散歩
新田神社北面で多く見られる。
根本から分枝し、気根で樹木に絡みつく。太いものでは直径15~20cmになる。樹皮は暗褐色。本年枝は緑色で丸く、こぶ状の細かい突起がある。
葉柄は5~10mm、葉身は3~6cmの楕円形。先端は鈍頭、基部は円形。縁には鈍い鋸歯。葉質は厚く表は光沢、裏は淡緑白色。幼木の葉は脈沿いに白味を帯びる。若枝は緑。
葉腋に長い花柄のある集散花序を出し、黄緑色の小花を7~15個つける。花は直径5mmほど。花弁、萼片、雄しべは4個。花盤が発達し、雄しべは花盤の縁につく。
果実は球形の蒴果。直径5~6mmの球形で10~11月に熟す。褐色に熟すと4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだす。
つる性でマサキに似ていることから。
テイカカス゛ラの幼木とよく似る。
マサキのような葉 16/5/2