太田金山 樹木散歩

ツルマサキ(蔓正木)  ニシキギ科
ニシキギ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
対生 つる 常緑 広葉 6月

分布

新田神社北面で多く見られる。

樹皮

根本から分枝し、気根で樹木に絡みつく。太いものでは直径15~20cmになる。樹皮は暗褐色。本年枝は緑色で丸く、こぶ状の細かい突起がある。

葉柄は5~10mm、葉身は3~6cmの楕円形。先端は鈍頭、基部は円形。縁には鈍い鋸歯。葉質は厚く表は光沢、裏は淡緑白色。幼木の葉は脈沿いに白味を帯びる。若枝は緑。

葉腋に長い花柄のある集散花序を出し、黄緑色の小花を7~15個つける。花は直径5mmほど。花弁、萼片、雄しべは4個。花盤が発達し、雄しべは花盤の縁につく。

果実は球形の蒴果。直径5~6mmの球形で10~11月に熟す。褐色に熟すと4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだす。

名前

つる性でマサキに似ていることから。 

メモ 

テイカカス゛ラの幼木とよく似る。


ツルマサキ樹皮
樹皮は暗褐色
16/5/2
ツルマサキ本年枝
本年枝は緑
16/5/6
ツルマサキ樹形
コナラに絡む
16/4/22
ツルマサキ葉

マサキのような葉
16/5/2

ツルマサキ花
黄緑色の小花を付ける
16/5/24
ツルマサキ花
雄しべ4個は花盤の縁につく
16/6/5
 ツルマサキ実
4裂し、橙赤色の種子を出す
14/12/9
 

   トップページに戻る トップに戻る   前に戻る 前に戻る