分布 |
八王子山山頂や金山尾根伝いなど、明るい場所に見られる。 |
樹皮 |
緑色に黒い縦の筋が入り、なめらか。若枝は青緑色。幹は直立、枝は細くしなやか。 |
葉 |
葉柄は長さ1.5~3cm、葉身は長さ4~8cm、ほとんど分裂しないか、浅く3裂する。先は尾状にとがり、基部は浅いハート形。ふちには不ぞろいの重鋸歯がある。裏面はやや粉白色。花時には裏面の脈上や葉柄に赤褐色の短毛があるが、成葉ではほとんど無毛になる。黄葉する |
花 |
雌雄異株。淡黄色の花が総状花序に10個ほどつく。花序は長さ3~5cmで赤褐色の縮毛がある。始め横を向くがすぐ垂れる。雄花は直径約8mm、花弁と萼片は5個、雄しべは8個。雌花も花弁と萼片は5個あるが小さく、花柱は反り返り、子房には赤褐色の短毛がある。萼はほんのり赤紫が混じる。 |
実 |
翼果で繋がって多数付く。分果は2cmほどで翼はほぼ水平に開きやや赤みを帯びる。6~10月に熟す。 |
名前 |
樹皮や枝が緑色に暗黒色の筋が入る様が瓜に似ていることから。 |
メモ |
雌雄異株とされるが、カエデの仲間(ウリハダカエデやウリカエデ)は性転換するとの説もある。 |