群馬周辺 野草散歩

ウスバサイシン(薄葉細辛)  ウマノスズクサ科
カンアオイ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 淡褐色 3~5月 10~15cm

分布 山地の湿った渓流沿いなどに生える。
茎は地を這い、先に長柄のある葉を2個出す。
葉は長さ5~8cmの円心形で先は尖り、質は薄い。両面脈上に毛がある。葉裏はやや紫色。
葉の間から短柄を出し、直径約1.5cmの淡褐色の花を1個開く。萼筒は扁球形で直径約1cm、外面に縦の筋が目立つ。3個の裂片は三角状広卵形で先が少し尖り、平開し、先はつまんだように持ち上がる。雄しべは12個。花柱は口ばし状で6個、柱頭に縦溝がある。
液果状の蒴果、熟すと破れて中の種子が出る。
名前 他のカンアオイ属より葉が薄いので「薄葉」、細い根は辛味があることから「細辛」。
メモ   根は細く、辛みがあり、漢方では細辛と呼び薬用する。
ヒメギフチョウの食草、ギフチョウはフタバアオイを食草とする。

ウスバサイシン株

17/5/10
ウスバサイシン蕾
芽吹き、畳まれた葉に包まれた蕾
18/4/9
ウスバシシン花

19/5/3
ウスバサイシン葉

18/4/9
ウスバサイシン花
葉裏はやや紫色
18/4/9
ウスバサイシン花
花柱6個、柱頭に縦溝、周りに雄しべ
18/4/9
ウスバサイシン花
3個の萼片

17/5/18   
ウスバサイシン花
萼筒は偏球形

17/5/18    

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