群馬周辺 野草散歩

ウツボグサ(靫草)  シソ科
ウツボグサ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 対生 紫色 6~8月 10~30cm

分布 山野の草地や道ばたにはえる。
花が終わると茎の基部から匐枝をだす。
葉は長さ2〜5cmの長楕円状披針形。
茎の先に長さ3〜8cmの花穂をつくり、紫色の唇形花を密につける。毛の多いゆがんだ心形の苞の基部に花がつく。花冠は上唇が平らなかぶと状で、下唇は3裂し、中央裂片のふちが細かく裂けている。
萼は上下2唇に分かれ、花のあと口を閉じ、そのなかで果実が成熟する。
名前 花穂を矢を入れるうつぼに見立てた。
メモ 花が終わると花穂はすぐ枯れたようになるためカコソウ(夏枯草)ともいう。

ウツボグサ花

19/7/30
ウツボグサ花
葉は長楕円状披針形

19/7/31
 ウツボグサ花
下唇は3裂、中央裂片の縁は細かく裂ける
19/7/31
ウツボグサ花
萼の中に果実が見える
18/7/12

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