分布 |
山地の日当たりの良い斜面や谷あいなどに自生。子供の国から新田神社に向かうコースにたくさん見られる。カラタチ沢付近にもある。 |
樹皮 |
暗紫褐色で横に長い皮目がある。老木になると縦にヒビ割れ、網目状に裂ける。
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葉 |
葉柄は7~10mm、葉身は8~10cmの長楕円形で基部側が幅広、先は長い鋭尖頭、基部は円形で1対の蜜腺。細かく鋭い鋸歯がある。
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花 |
白いブラシのような花序で桜の花とは思えない地味な花。花弁は5個、雄しべ約30個程で花弁より長く突出する。雌しべは1個。花の下に3~5枚の葉が付く。
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実 |
果実は核果、約8mmの卵形、黄赤色から黒色に熟す。
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名前 |
鹿の肩胛骨の裏に溝を彫り、それをウワミズザクラで焚いて、割れ目の形状で占いをした。材をウラミゾザクラと呼ぶ。
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メモ |
秋に実のなった小枝ごと葉を落とす。
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桜皮細工(樺細工)の材料として使用される。
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イヌザクラは花の下に葉が付かない。 |