分布 |
草地に生える。子供の国の野鳥の森などで見られる。 |
茎 |
つる性。茎には黄褐色の毛がある |
葉 |
葉にも黄褐色の毛がある。葉は3小葉からなり、小葉は長さ3~10cmの狭卵形~卵形で浅く3裂するものもある。 |
花 |
花は黄色で長さ1.5~1.8cm。2個が合着して筒状になった竜骨弁はクルリとねじれ、左側の翼弁がかぶさっている。右側の翼弁は竜骨弁を抱くように突き出る。蛇口のような竜骨弁の先端から、雄しべとブラシのついた雌しべが飛び出す。この「ブラシ」の動きにより雄しべの花粉がふるい落とされ、ハチの背中に付く。また、ハチの背に他株の花粉が付いていたときには、飛び出した雌しべで他家受粉できる仕組み。こうすることで、雨や、花粉をなめ取ってしまうハナアブから花粉を守り、受粉効率を上げている。 |
実 |
豆果で長さ4~9cmの線形で無毛。 |
名前 |
花がアズキの花に似て、ツル性なので「ツルアズキ」。畑地ではなく藪に生育するとの命名。 |
メモ |
栽培されるアズキ(小豆)の原種であるとされてる。 |
葉は3小葉からなる
17/8/31 |
花と葉
16/9/6 |
蕾と花
16/9/6 |
奥に付くのが旗弁
17/8/31 |
竜骨弁はクルリとねじれる
17/8/31 |
竜骨弁と右翼弁
17/8/31 |
豆果が付いてきた
16/9/6 |
16/9/6 |
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