群馬周辺 野草散歩

ヤグルマソウ(矢車草)  ユキノシタ科
ヤグルマソウ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互 生 白色 6~7月 80~120cm

分布 山地の湿った林内に群生。地下茎があるので群落を形成することが多い。
花茎の高さは1mほど、茎葉が数個互生する。
根生葉は長柄があり、小葉5個からなる掌状複葉。小葉は長さ20~40cmの倒卵形で、先が浅裂し、裂片は3角状。花茎には短い葉柄をもった数個の茎葉がある。
先端に長さ20~40cmの円錐花序を出し、白色の小花を多数つける。花は花弁がなく、萼裂片が花弁状で5個。雄しべは10個、花柱は2個。咲き始めはやや緑色を帯びるが、のち白くなる。
果実は狭卵形の蒴果で、長さ5mmほどになる。
名前 小葉の構成が、端午の節句の鯉のぼりにそえる「矢車」に似ることによる。
メモ 

ヤグルマソウ花

18/5/27
ヤグルマソウ葉
新芽は銅色、銅葉と呼ばれる
19/5/3
ヤグルマソウ葉
新葉
18/4/28
ヤグルマソウ葉
小葉5個の掌状複葉、小葉の先は浅裂
17/5/24
ヤグルマソウ蕾

17/5/10
ヤグルマソウ花
円錐花序の白花
18/5/30
ヤグルマソウ花
雄しべ、雌しべは直立する
18/5/30
ヤグルマソウ実
若い実
17/6/24  

   トップページに戻る トップに戻る   前に戻る 前に戻る