分布 |
日当たりの良い林内にたくさん生えている。 |
樹皮 |
樹皮は灰白色、浅く縦に割れ、褐色の縦筋となる。幼木は灰褐色で菱形の皮目が目立つ。樹高8mほどのものもある。 |
葉 |
長さ25~40cm、7~15枚の小葉からなる奇数羽状複葉。小葉は4~15cmの卵型、葉先は尖り、不整な鋸歯がある。下の小葉は極めて小さい。葉軸は赤褐色を帯び、軟毛が密に生える。新葉は枝先に集まり、葉と花序が同時に出る。 |
花 |
雌雄異株。葉腋から15~25cmの円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を付ける。花弁は長楕円形で5個。雄花の花弁は反り返り、雄しべが花の外に付きだす。雌花の花柱は花の外に突き出し、柱頭は3裂。 |
実 |
果実は核果で淡黄色の毛が生え、黄褐色に熟す。 |
名前 |
漆を採るために植栽されてきている「ウルシ」に似ていて「山」に生育するという命名 |
メモ |
樹液に触れるとかぶれる。 |