太田金山 樹木散歩

ヤマザクラ(山桜)  バラ科
サクラ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 25m 4月

分布

日当たりを好み、低山地に広く自生。金山南面の日当たりの良い所に沢山ある。

樹皮 樹皮は紫褐色、ほぼ平滑で横長の皮目が顕著。
葉柄は2~2.5cmで1対の蜜腺、無毛で赤味がある。葉身は8~12cmの長楕円形、先が腺に終わる単鋸歯(または2重鋸歯)で鋸歯が細かい。葉の両面とも無毛、葉裏は灰白色。葉先は尾状に伸びて尖る。
花は5弁花、白~淡紅紫、散房状に咲く。花と葉が同時に展開。花柄は無毛で赤味がある。萼筒は長さ5~7mmの長い鐘形。萼筒・萼片とも無毛。
果実は直径7~8mmで球形の核果、黒紫色に熟す。
名前

山に咲く野生桜。吉野山は日本の山桜の発祥の地と言わる。

メモ  ソメイヨシノより開花は遅い。

ヤマザクラ樹皮
横長の皮目が並ぶ
16/5/16
ヤマザクラ新葉
鋸歯は細かく、葉柄は赤味を帯びる
16/5/16
ヤマザクラ樹形
樹形
16/4/15
ヤマザクラ花

葉と花が同時に展開する
16/4/6

ヤマザクラ花
5弁花、花弁の先端は切れ込む
17/4/17
ヤマザクラ萼筒
萼筒は長い鐘型
16/4/15
 ヤマザクラ若い実
若い実
16/5/16
 ヤマザクラ実
黒く熟した実
15/6/2
ヤマザクラ紅葉
紅葉が始まった
16/10/4
  

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