分布 |
北アメリカ原産。子供の国駐車場に街路樹として植栽されている。東山公園の水飲み場付近にもある。
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樹皮 |
樹皮は暗灰白色で縦に細かい割目。
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葉 |
葉柄は8~18cm、葉身は長さ幅とも6~18cmで4~6裂する。半纏のようで各裂片の先は鋭く尖る。全縁。黄葉が美しい。
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花 |
枝先に緑黄色のチューリッフ°のような花を付ける。5~6cmで花被片は9枚、外側3枚は萼片で緑白色。内側6枚は花弁、緑黄色で基部にオレンシ゛の斑紋があり、ここから蜜を分泌。受粉は虫媒。
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実 |
果実は集合果、多数の翼果が上向きに松かさのように集まる。
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名前 |
学名「チューリッフ°の形をした花の咲く百合の木」、大正天皇がユリノキとご命名された。別名、ハンテンホ゛ク(半纏木)、葉が半纏の形。
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メモ |
鳥取県で新第3紀層(およそ500万年前から200万年前)からユリノキの葉の化石が発見されている。 |