群馬周辺 野草散歩

ザゼンソウ(座禅草)  サトイモ科
ザゼンソウ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 根生 紫色 2~4月 10~20cm

分布 山地のやや明るい水湿地に生える。
茎はほとんどなく、一見無茎。
葉は根元から群がり出て、大きな葉柄があり、葉身は円心形。葉は花後成長して、長さ幅とも40cmほどになる。
葉が展開する前に咲き始める。仏炎苞は暗紫色、時に緑色(アオザゼンソウ)で長さ20cm。中の花序は長さ約2cm、上部の膨れた所に小さな花が隙間なく並ぶ。花は両性花で雄しべ4個、黄色い花粉が出る。亀甲状の花被の色には個体差がある。葉が大きくなっても、仏炎苞も花序もしっかりしている。
果序は球形、実は液果。
名前 仏炎苞を「仏像の光背」として、なかにある花を 「座禅を組んだ達磨大師」に見立てた。 別名、ダルマソウ。
メモ    ミズバショウより一足先に咲き出す。
全草に悪臭があることから英語では Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)の名がある。
花を咲かせる際に発熱する珍しい植物。その温度は30℃近くにまで達する。

ザゼンソウ蕾
雪のある頃に咲き始める
18/2/18 
ザゼンソウ蕾
亀甲状の花被の色は個体差がある
18/2/18 
ザゼンソウ葉

18/3/11
ザゼンソウ花
暗紫色の仏法苞
17/2/26
ザゼンソウ花
芽生え
18/1/29
ザゼンソウ花
白っぽい花被

17/2/26
 
ザゼンソウ花
花序が見えてきた

18/1/29  
ザゼンソウ花
雄しべ4個、黄色い花粉が見える

18/1/29  
 アオザゼンソウ花
アオザゼンソウ
18/2/18 
ザゼンソウ花
下に花粉が沢山溜まっている
18/3/11 

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