このHPの目的

 中学校の道徳はけっこう大変だと思います。授業には「副読本」などがあり、その読み物に沿ったワークシートを書かせたりするのですが、ワンパターン化してしまって、けっこうつらい訳です。生徒も集中力がなくなり、「え〜、道徳っ・・・」と人気のない活気のない授業になりがちです。そこで、もっと説得力のある道徳の授業ができないか、ということで、私は在職中「テレビ番組」を活用しました。NHKのプロジェクトXなんて最高です。もう、感動しながら見ることができるわけです。そんな私が現在やっていることを報告し、道徳に悩む中学校の先生方の参考にしていただければ、と思います。

   テレビ番組を用いる場合の課題

 道徳の授業で、ただテレビ番組を見て感動すればいい、というものではありません。道徳の授業でテレビ番組を用いるのに、いくつかの課題があります。

 たとえば以下のような課題が考えられます。
道徳の内容項目(学習指導要領)23のいずれかにそった内容であるか。
  →学校の授業でやる以上、学習指導要領はクリアーしたいです。
    さらに、特定の内容項目に偏らないバラエティーに富んだ番組を
    見つけたいものです。
・「見せて終わり」にならないか。
  →その番組から何を学ぶのか。どの内容項目を深めたいのか。
    ワークシートや意見発表、先生の語りがないと締めくくれません。
・授業時間内に終わる内容か。
  →これはけっこう問題です。
    1時間番組とか50分番組になると授業時間に収まらず、
    ワークシートも書かせられない。
    番組全部見終わることができないケースも出てきます。
・著作権上の問題
  →教育現場の授業の過程でテレビ番組を放映することは問題ないと
    理解しているのですが(著作権法第34・35条)、
    これは重要な問題ですので
    ご意見、アドバイス等をいただければ幸いです。

   課題解決のために

 で、私は次のことをやりました。
・とにかくいろいろな番組を録画しまくり、いろいろな内容項目に沿う内容の番組をさがしました。
・必ずワークシートをつくりました。
 特にその番組から考えさせたい道徳の内容項目の質問を必ず入れました。
・授業時間をオーバーする番組については必要に応じてカットしました。
 
 こういったことには大変な時間と労力を必要としました。でも、一つできてしまえば学年の先生同志で利用でき、何よりも生徒に大きな効果をもたらすことができます。教職を退職した私は、今もこの作業を飽きることなく続けており、もと職場の先生と情報交換をしております。
 ここまで読まれて興味を感じられた方は、ぜひ私の活動報告をお読みいただき、参考にしてもらえれば、と思います。

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